卒業生
航空整備科
(ヘリコプター)
M. Fuse
東邦航空株式会社
航空整備士 / 2019年卒業
KACの充実した授業と教官からの一言が
航空整備士の責任の重さを自覚させてくれました
子どもの頃に飛行機に乗った際、窓越しに整備士の方々が手を振ってくれたことが嬉しくて、自分も飛行機を大空に送り出す仕事をしたいと思うようになりました。当時からヘリコプターが好きで、機体を見るために休日には博物館に足を運んでいたこともあり、回転翼航空機の二等航空整備士の資格が取得できる国際航空専門学校への進学を希望しました。
授業を受けるたびに、博物館でヘリコプターを見ていたときの「この部品は何だろう」といった疑問が解明されていき、在学中は毎回の授業がとても楽しみでした。初めて自分の手でヘリコプターのエンジンをスタートさせたときの感動は今でも忘れられません。教官が「航空整備士は航空マニアとは違うぞ」と声をかけてくださったことも、整備士という仕事の責任の重さを自覚するきっかけになりました。
国際航空専門学校は機材が充実していて、教官も航空知識が豊富な方々ばかりなので、航空整備士を目指している人には最高の環境だと思います。
現在、主に担当しているのは重整備(点検整備)です。自分が整備した機体が運航を終えて、不具合を起こすことなくドックに戻ってくると、大きな喜びを感じます。物資輸送の作業に携わることもあり、ヘリコプターとともに日本各地に出張する仕事にもやりがいを感じています。
今後は確認主任者を務められるスキルを身につけ、自分が最終確認をしたヘリコプターを大空に送り出すのが目標です。働き始めた今も学ぶことが多い仕事ですが、勉強すればするほどできることが増えていくので、日々精進していきます。